十分な観察、検証が出来なかった、草花たちですが・・

1)和名:ムラサキケマン(紫華鬘)学名:Corydalis incisa、キケマン属の越年草
Murasakikeman-37169
(撮影場所:韓国・済州島、3月末ころ以下同じ)
全草に毒素プロトピンを含み有毒です。間違って摂取すると嘔吐、呼吸麻痺、心臓麻痺を起こします。
ウスバシロチョウの幼虫はこのムラサキケマンを食草として育ちます。体内に溜まった毒でウスバシロチョウも有毒になり他の昆虫、鳥類などから捕食されるのを防いでいます。
MurasakikemanUP-37170

2)和名:ノコンギク(野紺菊)学名:Aster microcephlus var. ovatus、厳密な分類に拘らなければ「野菊」と言った方が分かり易いですね。(撮影場所:神戸三田、11月初め)
Nokongiku-37171
こちらもよく似た花が咲いているキク科、シオン属(アスター属)の仲間の野菊でしょうね。
Aster alpinus 辺りかなとも、(撮影場所:韓国・済州島、9月初め)
Aster-37172

3)和名:ホウズキ(鬼灯、鬼燈など)学名:Physalis alkekengi var. francheti、園芸品種名までは分かりませんが立ち寄った食堂の庭に植えられていました。(撮影場所:韓国・済州島、9月初め)
Houzuki-37167
鉢植えではなく庭に直に植えているので自由に繁殖して、通路まで伸びていました。
HouzukiUp-37168